
5月26日まで、東京のLIXILギャラリーにて、野崎島の旧野首教会を設計施工された棟梁、鉄川与助氏の
教会建築の軌跡を追った企画展が開催されています。
鉄川与助の教会建築 -五島列島を訪ねて- 展野崎島の自然学塾村の後方で、堂々とした風格で野首の丘の上に佇む旧野首教会は
明治41年、日本人として最初の教会堂棟梁、鉄川与助氏がが設計・施工を手がけた
初めての煉瓦造の天主堂です。
野崎島にかつてあった3つの集落のうち
野首、舟森は潜伏キリシタンの集落でした。
旧野首教会は厳しい弾圧を受け
ながらも信仰を守り抜き、長年の苦難を耐え抜いて信仰の
自由を手に入れた人々の、抑圧からの解放と喜びという崇高な
精神性の象徴といえます。
互いに助け合い衣食を切り詰めながら懸命に働き資金を調達し
献堂の夢を成し遂げた人々の祈り。
自分が同じ立場であったら、そんな風に人々と助け合いながら
神につかえることが出来たであろうかと、自問自答してしまいます。
かつてこの島で信仰とともに生きた人々の想いが刻み込まれた天主堂は、
その歴史的建築的価値を後世に伝える為小値賀町により全面修復され
長崎県指定有形文化財に指定されています。
野崎島には、雄大な自然は勿論、この島に住んでおられた人々の
大切な想いの歴史が今も息づいています。
そして、この島を管理させていただいている私たちは
その気持ちや歴史を大切に、伝えて行かなければいけないと
天主堂を見る度に背筋が伸びます。
建築としても素晴らしい魅力のある、五島列島の教会建築。
皆様どうぞ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
ギャラリー1(東京):2012年3月8日(木)~2012年5月26日(土) 休館日:日祝日□10:00~18:00 □入場無料
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野崎島HP